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なんかもう死亡フラグが超乱立してるんですけどどうしましょう。
感覚派だから数字関係で頭が痛い。
他専攻と同じ課題出すなと呟いてもどうしようもないけれど呟いてしまう無限ループ。


アニメで動くセルティを楽しみに夏を乗り越えたいと思います。


なんだか、今年の夏って今までで一番辛いな……あはは。


続きからセルティお題。
もうちょっとでコンプ出来そうなので、次は新羅かシズちゃん辺りに挑戦しようかなー


同じ家に住んでいるけれど、私と新羅は他人だ。
いや、他人ですらない。だって私はデュラハンだから。


甘楽【そういえば太郎さんって一人暮らし歴そろそろ半年ですよね?】

田中太郎【一人暮らし歴って……まぁ、そうですけど】

甘楽【一人暮らしってどんな気分です?やっぱりこう解放感であふれてるんですか?】

田中太郎【甘楽さんは一人暮らしじゃないんですか?】

甘楽【きゃっ☆乙女にそんなこと聞くなんて……太郎さんまさか!】

田中太郎【セットンさんは確か相方さんと暮らしているとか聞いた覚えがありますが、二人暮らしですか?】

セットン【あ、はい】

甘楽【あれ?太郎さんスルー?】

田中太郎【やっぱり一人暮らしだとちょこちょこ不便な所ってどうしてもあるんですけど、二人暮らしでデメリットってあります?喧嘩したら帰りづらいとか】

セットン【んー、あまり喧嘩らしい喧嘩したことないんでそういったことは無いですね。喧嘩と言っても私が一方的に怒るくらいですし……私も気になってきたんで今度相方に聞いてみますね。太郎さんが一人暮らしで困ったことって、たとえばどんなことですか?】

甘楽【あれれー?セットンさんもスルーですかーそうですかー……うわああん!ヒドい!二人してそんな私をいぢめて楽しいですか!?】

田中太郎【一人暮らしだと日用品が切れてるのをうっかり忘れることもあるんで、そこは結構不便ですねぇ】

セットン【それはうちでもけっこうありますよw】



 『なぁ、新羅』
 パソコンでいつものメンバーとのチャットに興じていた私は、退出と同時にメモ帳機能を呼び出した。
 いつの間にかイスの背後に立っていた新羅が肩越しパソコンの画面をのぞき込んでいて、どうやらチャットが終わるのを待っていたようだ。

 「何かな?僕としてはセルティと暮らしてメリットはあれどデメリットはまったく存在しないよ」
 質問の答えを先回りして答える新羅。やはり別のパソコンから先ほどまでのチャットの会話を見ていたらしい。
 『今デメリット見つけた。同居人がプライバシーを守ってくれない』
 「えっ、ええっ!?そんなにイヤならもう二度とチャットルームをのぞき見るなんてしないからだからお願いセルティそっぽ向かないでーっ!」
 『わかった!わかったから離せ!ええい暑苦しい!!』
 背後から抱きついてきた新羅を引き剥がしながら、私はしくしくと顔を覆う新羅を前に出せもしない嘆息を吐いた気になる。

 そして、少し躊躇った後にパソコンに文字を浮かび上がらせる。

 『お前は、一人で暮らしてみたいとか思ったことはないか?』

 
 それは、今まで心の奥底に小さなしこりとなって残り続けた疑問。
 私は日本に来たときから、新羅と暮らしつつも一人で暮らしているような気分でいた。
 そこにいて話しかけてくるけれど、いつだって私は居候だからあまり気を使わせてはいけないと思っていた。
 だから、あえて空気のように振る舞ってみた時もある。突然化け物と暮らすようになった少年の生活を邪魔しないように、気分だけは自立して。

 小さな彼がこの場所を出ていくことを決めようとした時、私の存在が枷とならないように。


 別に新羅が私と別々に暮らすようになったって困らない。困るのは私だけだ。
 宅配の受け取りとか、公共料金の支払いとか――寂しい、だとか。

 

 新羅は私の心の内を見透かしたように、優しく笑った。
 いや、実際見透かしているのだろう。そっと手を握り、指を絡める仕草は優しくまるで私を安心させようとしているかのようだった。

 「俺は、セルティとずっと一緒にいたい。だから、今の状態が一番いいと思ってる。いや、このままでいたい……だからさ」

 そこまで言って、いったん言葉を切った新羅は私の肩に頭を乗せると、まるで迷子になった子供のような寂しげな声で呟いた。


 「出て行こうとか、思わないでね」



―――――――――――――――――――――――――

 
ぱっと見甘えてるだけっぽいけど、新羅から微妙にヤンデレ風味がしなくもない。
 チャットシーン始めて書いたけど楽しかった。

 でも思いつきで甘楽さんのセリフで『じ』を『ぢ』と書いたら、予想以上にイラッとした。なんでだろう。 
 

 

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